アワード
第6回新千歳空港国際アニメーション映画祭のコンペティション作品としてノミネートされた作品のなかから、国際審査委員による厳正な審査を行い各賞を決定いたしました。
Acid Rain
東ヨーロッパ。陰鬱な村から逃げた10代の少女は、橋の下で新しい友人に出会う。
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監督名 : Tomek Popakul
1986年生まれ。シュチェチンにある美術高校の版画専攻を卒業。ウッチ映画学校で脚本を1年間学びながら、アニメーションの修士号を取得する。ジャパン・イメージ・カウンシル(JAPIC)のレジデンス・プログラム、アニメーション・アーティスト・イン・レジデンス・トーキョー2014に選ばれた3人のうちの1人。いくつもの賞を受賞した『Ziegenort』や前作『Black』を含め、これまでに10本の短編アニメーションを制作。世界中の映画祭で高い評価を受けている。
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監督名 : Tomek Popakul
受賞理由
この映画は大胆で野心的で、新たな世代の到来を象徴しています。 サブカルチャーの描き方について、美学的にも物語的にも、驚きを与えるほどに率直で誠実です。
向かうねずみ
10月11日、私の24歳の誕生日に築地が豊洲へ移転した。推定1万匹いるとされるねずみ達は突如楽園を失った。一匹のねずみは旅に出た。向かう場所は分からないけれど、とにかく向かう事にした。
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監督名 : 築地 のはら
築地 のはら 1994年10月11日生まれ、神奈川県出身 2017年 東京造形大学 アニメーション専攻卒業 2019年 東京藝術大学 大学院 メディア映像専攻修了 現在東京造形大学 アニメーション専攻助手 2次元と3次元の融合とねずみが好き
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監督名 : 築地 のはら
受賞理由
非常に新鮮に感じられる映画です。極限的にシンプルなアイデアを極限まで押し上げ、精密さと偶然性をうまく組み合わせています。 優しい作品ですが、決して甘すぎません。 そして、ユーモアを通じて、日本の歴史の最近の出来事に対し、間接的に微妙な方法で、しかし思慮深く言及しています。
Now 2
「看板、マッチ箱、製品のロゴ、生まれながらのあざ、ペットの行動を見ると、水源は底知れないほど深く、それでいて浅くもあった。」ーー『アンダーワールド』ドン・デリーロ誰が誰をグルーミングするのか? 泡のベールを突き抜ける不思議な真実の風景。
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監督名 : Kevin Eskew
絵もアニメーションも美しいこの作品は、あたかもハッキングされたカートゥーンのようです。日常生活の現実を引き裂き、そこに眠る恐るべき力をあらわにする夢。そんなような世界を描くような作品です。
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監督名 : Kevin Eskew
Splash
爆弾のような水しぶきが、プールの静けさを破ろうとしている。
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監督名 : Shen Jie
1989年、上海生まれ。2012年、上海応用技術学院を卒業。ベルリン、ヴェネツィア、サハリン、アヌシー、ザグレブ、スラムダンス、タンペレ、エンカウンターなど世界中の映画祭で作品が上映される。上海在住。
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監督名 : Shen Jie
受賞理由
この一見シンプルな映画には独特の詩学があります。観客が関わり、探求し、意味を抽出させる余地を残します。
脳の上
脳を経由しない手の反射による絵の無軌道な動き・変化を信じよう。意識を置いてきぼりにする手の速度で紡ぐ絵のエスカレーションは旅。それは何処へ向うのか?それはどう終わるのか?それをドキドキしよう!それをワクワクしよう!NO 脳!KNOW 脳!
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監督名 : 野々上 聡人
幼い頃から描いていて、今も描いています。呼吸をするように描きたい、良いも悪いもない「自然」な絵が描きたい。スタイル、技術、に裏づけされない、「らしさ」によらない見たこともない絵が描きたい。不安、テンプレ、ぽさ、時間、世界、自分、言語、そういったものから自由になり、自分が自意識の外で求めている物をキャプチャーしたい。それに特化した生き物になりたい。幸不幸を問わず、日々の小さな出来事も、日々を揺るがす大きな事柄も自分の絵の重要なファクターで、生活とは絵のことだと思う。また絵とは日々のことだと思う。何がいいのかわかんない、いいのかどうかもわかんない、でも目が離せない、そうゆうのがいい!
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監督名 : 野々上 聡人
受賞理由
論理や理解の及ばぬ速度で展開することによって、理解するのが難しい方法で意味を作り出す、魔術的で奇妙な映画です。生物と機械の混合物、その万華鏡が展開することで、予期せぬ場所へと連れていかれます。そして、自身が提案したルールを転覆させつつ、再びそこに戻りもします。あえて抽象的でありつつ、実は意味にも溢れています。
Winter in the Rainforest
緑豊かな熱帯の自然で行われる、生と死のダンスの光景。一日が過ぎ、一年が過ぎても、私たちの夢の野生に生きる魔術的な動物たちが生き、踊る。
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監督名 : Anu-Laura Tuttelberg
2013年、エストニア芸術アカデミーでアニメーションの修士号を取得。卒業制作として初めてのアニメーション作品となるパペット作品『Fly Mill(Kärbeste veski)』(2012年)を制作。本作はおよそ100にわたる世界中の映画祭で上映され、6つのグランプリを含む20以上の賞を受賞。卒業後初の短編アニメーション作品『On the Other Side of the Woods(Teisel pool metsa)』は、2014年6月、アヌシー国際アニメーション映画祭でプレミア上映された。
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監督名 : Anu-Laura Tuttelberg
受賞理由
アニメーションという明らかに非現実な世界を構築する手法のなかで、明らかに非現実的な生き物たちが当たり前のように生活をしている。それはまるで前からそこにいたかのように、そしてこれからも生と死の営みを繰り返すかのように非現実世界に現実に存在している。その奇妙な説得力は、彼女にしか出せない魅力であろう。
失くした体
ーーこれは、ちょっと不思議な自分探しの物語。
パリの街をさまよう、切断された男の子の手。その手が何かに触れるたび、温かな子ども時代の思い出と、淡い恋心がよみがえる。
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監督名 : ジェレミー・クラパン
1990年代後半、パリの国立高等装飾美術学校でアニメーションとイラストを学ぶ。1999年に卒業後、2000年からイラストレーターとして働き始め、2004年に初の短編作品『Une Histoire Vertébrale(脊椎の話)』を監督し、映画祭で高い評価を得る。2008年、『Skhizein』では、隕石に打たれたために肉体から91cmずれてしまった男の話を語った。広告の仕事に取り組んだのち、2012年に『Palmipedarium』を制作、より実写に近いアニメーションを作る方法を選んだ。
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監督名 : ジェレミー・クラパン
受賞理由
未来についての希望を描いた物語です。終盤、決して交わることのない二つの時間軸が出会い、その先に希望が誕生する展開に、驚きと興奮が止まりませんでした。そこで描かれた希望は、アニメーションというかたちを取ったフィクションならではの想像力の賜物であり、それが未だかつてない高い技術レベルで表現されていました。絶望が蔓延した2019年の日本で、本作にグランプリを授与できて嬉しく思います。
Away
少年と鳥がオートバイで島を駆け抜ける。黒き精霊から逃れ、家へと帰るために。
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監督名 : Gints Zilbalodis
1994年生まれ。ラトビアの映像・アニメーション作家。彼の映像制作への関心は、幼少期に古典映画を見たり、短編映像やCMを作ったりしたことから始まった。これまでに手描きアニメーション、3Dアニメーション、実写など様々なメディアで7本の短編映像を制作しており、それらの手法に特有の美学を融合させて作っている。
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監督名 : Gints Zilbalodis
受賞理由
日常生活のスケールよりも大きく書き出された、澄みわたる大気を描くようなこの作品は、完璧なペースで語られる素晴らしい映画の旅へと連れていってくれます。
After
死んだらどうなるのか? 多くの人々がこの問題について考えている。いくつもの集団がそれぞれ異なる意見を持つが、彼らには1つの類似点がある。それはほとんどの宗教が、自分たちが正しいと確信していることだ。 私はこの作品を友人のカレル・ベトロフスキーと一緒に、私たちが長い間入れられていたキリスト教の牢獄を心の中でゆっくりと破壊しながら作っていった。
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監督名 : Matouš Valchář
プルゼニのラディスラフ・ストナーデザイン芸術学部でイジー・バルタの「アニメーションとインタラクティブ・デザインスタジオ」にて学んだ後、現在はプラハ工芸美術大学に在学中。コマ撮りアニメーションを専門とする。最新作『AFTER』はアヌシー国際アニメーション映画祭の夏上映に選出された。
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監督名 : Matouš Valchář
受賞理由
楽園とは自分の望むものではないということについての、機智とユーモアを評価しました。
Survival HK
小さな教室で英語のリスニングテストが行われる中、外では台風が大きくなっている。リスニングの音声と、テストの向こう側で起こる出来事のあいだで、生徒たちは集中力が試される。
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監督名 : Louise Pau
香港生まれ。アメリカ在住のインディペンデントアニメーター。香港で実写を学んだ後、カルアーツの実験アニメーション専攻に移る。手描きアニメーション、カットアウト、古い資料の素材を用いて制作を行う。記録資料を物語の断片に取り入れることに関心があり、これまでに香港獨立電影節、新千歳空港国際アニメーション映画祭、ジョンズホプキンス映画祭、サンディエゴ アジア映画祭など様々な映画祭で作品が上映された。
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監督名 : Louise Pau
受賞理由
この映画は、録音された偽物の世界を学ぶだけの無力な教室と、窓の向こうに隔てられた過酷な外の世界の対比によって、ユニークな物語の構造を作り出すことに成功しています。生存のために何をすべきなのかをこの作品は問います。鉛筆画による切り絵、消しゴムのカスによる影が作り上げる個性あるグラフィックのスタイルが、この作品をオリジナルかつ印象的なものにしています。
Applesauce
制服を着た2人の警備員が自分たちがひ弱な存在であることを明かす一方、動物たちは最も実存的な問題について哲学的な対話を続けている――「リンゴソースの理想的な作り方とは?」
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監督名 : Alexander Gratzer
1993年、ハライン・ザルツブルク生まれ。2012年からウィーン応用芸術大学で絵画を学ぶ。2017年にブダペストの国立モホリ=ナジ芸術大学で半学期を過ごす。制作作品は次のとおり。『Geht immer』(2017)、『Animateur』(2017)、『Angelique』(2017)、『Axel』(2017)、『Tischtennis im Wald』(2017)、『Espresso』(2016)、『Museumswärter』(2016)、『Beauty』(2016)、『Im Wohnzimmer』(2015)、『Geht's noch?』(2015)、『ImGespräch』(2015)
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監督名 : Alexander Gratzer
受賞理由
この作品の監督は、すべてが2人によって作り出されている不条理な世界で独自のユーモアを作り出しました。 会話、声、音楽、そして独特のタイミング感覚により、この映画は注目に値します。
四月
あなたはいつも私の手を取ったり、振り返ったりすることなく、まっすぐ進んでいきます。空に浮かぶビニール袋は、ずっと私を見て、ついてきます。私はそれを見て困惑し、迷子になり、そしてあなたは姿を消しました。
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監督名 : Zhou Xiaolin
1993年中国生まれ。2017年3月多摩美術大学大学院デザイン専攻グラフィックデザイン領域在学中
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監督名 : Zhou Xiaolin
受賞理由
まさか、風に舞うビニール袋ひとつに、涙腺を刺激される時が来るとは思いもしませんでした。
パッヘルベルのカノン
3つのバイオリンが2小節ずつ遅れて全く同じメロディをたどる”パッヘルベルのカノン”のカノン形式を視覚化したもの。4小節ごとに変化する音の形を10種のステージに見立てている。
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監督名 : 大西景太
東京、神奈川を拠点に活動する映像作家。音楽の構造や音の質感をアニメーションで表現する手法を用いて、映像インスタレーション作品やミュージックビデオなどを制作する。また CM、コンセプトムービーなど広告表現にも携わる。
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監督名 : 大西景太
来生たかお ”マイ・ラグジュアリー・ナイト”
まだミュージックビデオが一般的ではなかった時代の名曲、来生たかお「マイ・ラグジュアリー・ナイト」(1977年)に、新たに制作したミュージックビデオ。
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監督名 : 水尻自子
1984年生まれ。身体の一部や寿司などをモチーフにした感触的なアニメーションをつくる映像作家。
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監督名 : 水尻自子
ある日本の絵描き少年
ある漫画家を目指す男の幼少期から大人になるまでの半生と、漫画文化などの風俗史を、絵柄の成長と共にヴィジュアルを変えて語る、実験的アニメーション&モキュメンタリー作品。
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監督名 : 川尻将由
1987年生まれ、鹿児島県出身。大阪芸術大学在学中、原 恵一監督作などに影響を受け、アニメーション制作を志す。 アニメスタジオに勤務後、映像制作会社を起業。
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監督名 : 川尻将由
Mother and Milk
赤ちゃんが生まれると、何が起こるでしょうか?もし母乳が出なかったら?もしくは、あまりにも出過ぎたら?
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監督名 : Ami Lindholm
現在、疲弊した親たちを笑わせることを使命としているアニメーション作家! 親という存在は不完全であっていいこと、ありのままで十分であることを広める。彼女のコミック 「Vauvakirja(赤ちゃんの本)」と短編アニメーション『Mother and Milk』は、子育てにおける最高と最悪の瞬間を、面白くそして感動的に描いている。
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監督名 : Ami Lindholm
受賞理由
自分の母も、誰かの母もなだめてきたであろう孤独の表現が、フレッシュで感動的です。
CASTLE
戦国時代、多くの命が失われた。城の設計者は、武士が人間性を取り戻す場所として茶室の可能性を見出す。
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監督名 : 宮嶋 龍太郎
1989年東京生まれ。2015年東京藝術大学美術学部先端芸術表現科卒業。2017年東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻修了。「RADIO WAVE」 (2016)がプチョン国際アニメーション映画祭にて受賞・29映画祭 19の国と地域で上映・オフィシャルセレクションされ、「AEON」(2017)は17映画祭 10ヶ国で上映・オフィシャルセレクションされる。
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監督名 : 宮嶋 龍太郎
受賞理由
卓越した視点の変容に陶酔する。圧倒的な強度が、歴史上の物語をスタイリッシュに生まれ変わらせています。
HAZY
かつて子供の頃住んでいた海辺の町。その町で迎える朝は、「じり」という北海道の東側特有の現象が発生することが多かった。記憶の中ではその町は全てが霞がったフィルターで覆われている。その記憶の断片の再構築の記録。
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監督名 : 小川 陽
2018年「LAYER」新千歳空港国際アニメーション映画祭ノミネート
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監督名 : 小川 陽
受賞理由
瞼を閉じても追いかけてくるような、この霞がかった眩しさはいつでも思い出すことができる。いつまでも見続けられるリズムを秘めた作品です。
ウォーター・ベイビー
「母親が留守にしている間に、子どもが海に落ちてしまいます。それから、何が起こったでしょうか?」 都心近くの小さな漁村で、昼間に一人ぼっちで目を覚ました子どもが、母親を探し回りながら家を出入りしています。庭の裏口から浜辺に出た子どもは、突然姿を消します。 水のしずくとなった彼は、海の底にある湖に行き、そこでほかの水滴たちと一緒に過ごします。
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監督名 : Kim Sang-nahm
1973 韓国済州市に生まれる 2002 韓国国立映画アカデミー卒業 2009 中央大学校卒業 現在はスタジオ・バランビーを代表する作家として活動
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監督名 : Kim Sang-nahm
受賞理由
この作品で描かれている、「亡くなった後に起こること」は、雪や雨にわけもなく温かみを感じる瞬間の理由かもしれません。
秋の最後の日
森の動物たちのグループが、彼らのサイズに合った自転車を作るために、放置された自転車からひそかに部品を集めています。彼らはすばらしいレースーー「秋の最後の日」大会――に挑むのです。
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監督名 : Marjolaine Perreten
1990年、ローザンヌに生まれる。2009年から2012年にかけてローザンヌの美術学校ERACOM(スイス)でマルチメディア・デザインを修学した後、インターンシップを受けながら独学でアニメーションを学ぶ。ナダスディ・フィルム、ランクリム、Vivement Lundi! に勤めた後、2013年にフランス、ヴァランスのラ・プードリエールに入学した。
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監督名 : Marjolaine Perreten
受賞理由
どんな動物たちも互いに手を差し伸べる。いともたやすく、愛らしく、自然にそれを行う様に笑顔になり、そしてぐっと噛みしめます。
Our House
友人とのいつもと変わらぬ無邪気な午後の冒険中、主人公は自らの霊感そして団結力に誘われ、境界を越え、道徳的ルールを破る。犯した「罪」に気づいた主人公は、こびりついてくる良心の呵責と物的証拠を取り除こうとする。
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監督名 : Fábián Balogh
1990年、ハンガリーのセゲドに生まれる。2008年に学校を卒業後、デンマークで5カ月間を過ごし、小さな村ヴァレルキドにあるフォークスクールに通う。その後2010年にブダペストに渡り、アニメーションの世界に飛び込む。2013年にブダペストの国立モホリ=ナジ芸術大学に合格し、2016年にアニメーションの学士課程を修了した後、すぐに同じ大学で修士課程を修了し、2018年にアニメーション監督として卒業する。 2016年から2018年にかけて、卒業作品『Our House』を制作する。『Our House』は作家の幼少期の記憶を基にした個人的な作品で、良心と罪悪感について語り、思春期の観客に訴えかけるような内容になっている。 昨年、本作はハンガリー、スロバキア、イスラエル、ロシアといったいくつかの映画祭で上映されている。監督は現在フリーランスで活動、新しい短編映画の企画を立て始めている。
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監督名 : Fábián Balogh
受賞理由
主人公が、さして深刻ではない悪夢に苛まれるだけの物語が、どうしてこんなに面白いのでしょうか。
ある日本の絵描き少年
ある漫画家を目指す男の幼少期から大人になるまでの半生と、漫画文化などの風俗史を、絵柄の成長と共にヴィジュアルを変えて語る、実験的アニメーション&モキュメンタリー作品。
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監督名 : 川尻将由
1987年生まれ、鹿児島県出身。大阪芸術大学在学中、原 恵一監督作などに影響を受け、アニメーション制作を志す。 アニメスタジオに勤務後、映像制作会社を起業。
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監督名 : 川尻将由
受賞理由
好きなこと、ただ楽しいと思うこと。大人になると気恥ずかしさを感じるそれらのことによって、やっぱり生かされているのです。
LOCOMOTOR
機関車人間は走り出した。だが、頭が重すぎて自分の力では止まることができず、重油の池に飛び込んでしまったのであった!池でもがき苦しむ機関車人間の運命やいかに。疾走する機関車人間、吹き出す煙、飛び散る水滴、弾け飛ぶ破片が墨と筆で荒々しく描き出される。
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監督名 : 金子 勲矩
1994年生まれ。2016年3月早稲田大学創造理工学部総合機械工学科卒業。2016年3月早稲田大学創造理工学部総合機械工学科卒業。大学時代は、ヒューマノイドロボットの研究を行っていた。2018年3月より、多摩美術大学大学院デザイン専攻にてアニメーションを学んでいる。
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監督名 : 金子 勲矩
受賞理由
機械工学の魅力が炸裂! これぞ、振動するアニメーションと痛みの音です。
[Gif]”Citizen Hippo” シリーズ
上海の街をぶらついているカバ男が、面白いものや詩的なものを見る、Gifによるシリーズ作品。
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監督名 : Xiao Hong
トラディショナルなスタイルのアニメーターであり、子ども向け絵本のイラストレーターとしても活躍する。個人制作のアイデアは、通りの散歩で目にするものからいつも生まれる。毎日スケッチを描き、急速に発展する故郷・上海において、永遠に変わらないものがないかを探し続けている。GIFアニメーションは彼にとって、都市の生活がいかに美しくなりうるのかについて、静止画ではなく瞬間として表現するための、新しく完璧な方法に思えている。
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監督名 : Xiao Hong
受賞理由
ループするGifの魅力と、繰り返す愛しいしぐさのベストマッチ。
Do-ji-le?
私たちは人生において常に異なる選択に直面している。そのことは確実だ。しかし多くの場合、選択とその後の結果への直面に対する不安こそ、私たちに多くのものを与えてくれる。私たちが信念を捨てて未知のものを受け入れたらどうだろうか? 未来にはどんな宝物やサプライズがあるだろうか?
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監督名 : Tzu-Hsin (Cindy) Yang
Cindy Yangの名義でも活動。台北芸術大学アニメーション学科、およびカリフォルニア芸術大学キャラクターアニメーション学科卒業。学生時代に制作した『 Noon and AND THEN 』が、台北映画祭や複数の国際的な映画祭に選出された。旅行や、絵や映像作品を通して人生の経験を記録することを好んでいる。
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監督名 : Tzu-Hsin (Cindy) Yang
受賞理由
時には自分らしくない選択をすることで訪れる未来こそ、生きること。新鮮な音楽表現と優しい目線に心を動かされます。