爆音上映『銀河鉄道の夜』
杉井ギサブロー監督など豪華スタッフが集結!
「タッチ」や『グスコーブドリの伝記』などを手がけ、2010年には文化庁映画功労賞を受賞した杉井ギサブロー監督が、宮沢賢治の童話をアニメーション映画化。登場人物を擬人化した猫に置き換えたますむらひろしの漫画を原案に、細野晴臣による幻想的な音楽にのせて描かれた傑作を爆音上映!
ストーリー
貧しくて薄幸な少年ジョバンニは、星祭りの夜、独りぼっちになって丘にのぼり、そこから銀河鉄道の旅に出かけますが、いつの間にか親友カムパネルラもいっしょになって、様々な人と出会い、不思議な体験を重ねます。だが、夢から覚めると、旅の途中で姿を消したカムパネルラは、溺れかけた“いじめっ子”のザネリを救おうとして川に落ちて死んでしまいました。友情、自己犠牲、そして、本当の幸せとは何か・・・。
数多くの熱心な読者をもつ宮澤賢治の代表作「銀河鉄道の夜」。ファンタスチックな美しいイメージと文学的香りに満ちた物語でありながら、同時に深い哲学的思想が脈打っているこの“賢治世界”の集大成的名作の映画化は、これまで多くの人々によって幾度も試みられ、そのたびに断念を余儀なくされた“幻の企画”であった。
作品情報
監督:杉井ギサブロー
原作:宮澤賢治
音楽:細野晴臣
1985年/107分/BD/日本語字幕
© 朝日新聞社/テレビ朝日/KADOKAWA/アスミック・エース