話すためのテクノロジー

ストーリー

音声出力によるコミュニケーション補助機能のような補助テクノロジーがあれば、いかに人々が話すのを助けることができるのかを説明する、明るい切り絵アニメーション。自身も障害者である作家の視点と電子音声を通じて、言語障害を持つ人々への固定観念を変え、彼らがいかに社会貢献しうるのかについての認識を広げます。

監督プロフィール

Jemima Hughes

身体および聴覚に障害を持つ映像作家、アニメーター。電子通信補助装置によって会話し、主にBSLを介して理解を行い、支援技術を用いてコンピューターにアクセスする。障害者の声や創造性がメディアにもっと反映されることを切望している。 ニューカッスルにあるパーシー・ヘドリー・カレッジとノーザン・カウンティーズ・スクールで学び、機会があるごとに地域のプロジェクトやワークショップ、職場体験に参加する。初期には1Voice、Tyneside Cinema、Living Streets、BBC Video Nationで制作を行う。現在はケントに住み、2013年に大学を卒業した後は、フォークストーンにある障害者向けのクリエイティブセンター「Touchbase Care」でのプロジェクトや、Futurelearnの国立映画テレビ学校における2つのオンラインコースの修了を通じて、映像制作とアニメーションのスキルを伸ばす。 2016年、チャンネル4のランダム・アクトのスクリーン・サウスとのパートナーシップによる、マティスにインスパイアされた切り絵アニメーションの制作を行い、イギリスの団体コミュニケーション・マターズ・よりアラン・マーティン賞を授与される。『Imagination』は多くの国の映画祭で上映され、BFIの「映画におけるディセイブレッド・ブリテン」のコレクションにも収蔵された。イグニション・ランダム・アクツ・カタリスト・ファンドから、自宅で高品質のストップモーションアニメーションを制作できる機器を購入するための追加資金を獲得。その後、彼女は砂のアニメーションを試したり、車椅子を讃える1分間の映像作品を編集をしたり、切り絵アニメーションの新しいアイデアを出す日々を送る。2019年には、人々がどのように、また、どうして電子通信機器を使うのかを説明する切り絵アニメーション『Technology for Talking』を完成させた。

作品情報

監督: Jemima Hughes
2019年 / イギリス / 0:05:27